ただいま、都合によりメールによるお見積り・お問い合わせを停止しております。
お客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

喰い切り

これからフレットレスの加工に入ります。
ネックの状態などを確認し、
フレットレスにして問題ないかを判断したのち、
フレットを抜いていきます。

フレットを抜いて、
フレットの代わりに木材を埋めることになるので、

ネックの剛性は特に注意すべき点ですね。

詳しくは過去にブログが御座いますので、
是非こちらをご覧ください。
http://www.ikebe-gakki-pb.com/wsr/?p=10869

写真のようにフレット抜きの工具は、
「喰いきり」と呼ばれている道具を加工して使用しています。
辞書で調べると、
「食い切る」「食いつくすこと」などと共に、
工具として説明されている辞書もあるのですが、
なんだか物騒な名前ですね。

西山


WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
Web : https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/wsr/index.html

関連記事

Tools
【WSRオススメ】 WERA GUITAR KIT 工具
【WSRオススメ】 WERA GUITAR KIT 工具

工具好きの方にはおなじみかと思いますが、今回はドイツ製WERAをご紹介します。各種サイズの六角レンチ、ドライバ各種などなどこれだけのボリュームでここまでコンパクトになっているのはうれしいですね。(およそA5サイズくらい、 […]

Read More...
Repair
今週のリフレット
今週のリフレット

55年製Fender STのリフレットです。 どうやら、過去に何回かのリフレットを経た個体のようです。 フレットを打つという行為自体はいつもと変わらないのですが、過去のリフレットでは一度も指板の修正がなされていないような […]

Read More...
Repair
打痕
打痕

ネック裏に出来てしまった打痕は見た目に気にならなくても、触ってみてゴツゴツした感じはどうにも気になりますよね・・・。 写真のネックの場合、それなりに厚いウレタン塗装だったので、瞬間接着材を盛っていって、研磨してバフという […]

Read More...
Repair
今週のリフレット
今週のリフレット

Fender Jazzmasterのリフレットです。元々リフレットがされている個体だったのですが、指板Rの整形が上手くいったなかったようで、結果的にフレット上では6Rくらいしかありませんでした。綺麗に指板Rを修正してJe […]

Read More...
Repair
ビス折れ
ビス折れ

アコースティックギターのストラップピンビス折れは、ボディーの重量やプレイスタイルなどを考えると珍しいような気もします。しかもヒールキャップまで取れてしまっています。逆にビスの取り出し作業はし易くなりますが、ヒールキャップ […]

Read More...
Repair
フレットすり合わせ
フレットすり合わせ

今回はすり合わせ作業になります。写真ですと最後の磨きの段階で、これからバフィングして終了となります。 手前のサンドペーパーは、#600/#1200の番手で、蛇腹になっているのはフレットを、指板の際から磨くために折りたたん […]

Read More...
Accessory
ハイパスコンデンサー
ハイパスコンデンサー

ボリュームを絞った時に音量と一緒に高音が落ちてモコモコっとしたような音になってしまう事があります。 それを解消してくれるのが「ハイパスコンデンサー」です! ボリュームポットはそれぞれピックアップに対応した抵抗値があり、シ […]

Read More...
Repair
ワッシャーのもぐり
ワッシャーのもぐり

Gibson LPのトラスロッドです。 今までに何回かご紹介してますが、トラスロッドのナットを締め込んでいくと、ワッシャーがどんどん木部に潜っていってしまうことがあるんですよね・・・。 写真の物だと、5mmくらい木部に食 […]

Read More...

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ

ACCESS

WSR(ダブリュ・エス・アール)
WSR(ダブリュ・エス・アール)

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-7-4 スクエアB 3F
TEL.03-6433-7957
E-Mail wsr@ikebe.co.jp