ただいま、都合によりメールによるお見積り・お問い合わせを停止しております。
お客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

情報

リフレットの指板すり合わせの途中です。

12フレット~15フレット付近まで、色が濃くなっていますよね?
この部分はまだすり合わさっていない部分です。

これがいわゆる「ハイはね」とか「ハイ起き」と言われていものですね。
楽器の構造上、どうしてもジョイントの手前付近に負荷がかかって、
経年で起き上がってしまう・・・。

トラスロッドを回しても、この部分を持ち上げてあげることはできないので、
フレットのすり合わせで対応できない場合は、
リフレットを伴う、指板の修正での対応になります。

スケール等を当てて、目視してもわかりにくい情報は
すり合わせの工程でよくわかります。

額田


WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
Web : https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/wsr/index.html

関連記事

Repair
ピックガード作成 TALBO 白1Ply
ピックガード作成 TALBO 白1Ply

白1Ply(2mm)でピックガードを作成します。ほぼ円形状なので一見すると簡単そうですが、白の1Plyは柔らかく粘りがあり、一定の速度でトリマーの刃を当てていかないと、切り口がでこぼこした感じになりやすいんですよね。多く […]

Read More...
Repair
フレット溝
フレット溝

リフレットをする時、フレット溝の深さや幅がどうなっているのかは実際にフレットを抜いてみないとわかりません。セルバインディングが付いているモデルであれば、なおさらです・・・。その溝の状態によってその後の作業工程や進行のスピ […]

Read More...
Repair
今週のリフレットの途中
今週のリフレットの途中

ここ10年位、ニッケルでのリフレットは90%以上がロールのフレットを使用しています。カットフレットと比べると、フレットにアールが付けやすく、扱いやすく、指板の幅を選ばないというのが理由です。また、随分と昔には1本とか2本 […]

Read More...
Accessory
FREE-WAY SW
FREE-WAY SW

通常のレバーSWに見えますが、レバーが上下に動くことによって、なんと10ポジションのスイッチングが可能になるレバーSWなんですよね。しかも、CRLやOAKのレバーSWが付いている物であれば、無改造で取り付け可能です。 さ […]

Read More...
Repair
含浸
含浸

こちらのピックアップは「含浸」がされておらず、エナメル線が緩んでしまったのか線が数本コイルから飛び出しています。 あまり聞きなれない「含浸」とは…ワックスを溶かしてコイルの内部に染み込ませて、熱を冷ますとコイル全体がワッ […]

Read More...
Repair
弦アース
弦アース

一般的にトレモロハンガーから弦アースを取る場合、ハンガーの上面に配線されている場合が多いですが、こんな感じで下から取ると、スプリングに引っ掛かってしまうこともないので、良いですね。もし、側面にあらかじめ穴が開いていない場 […]

Read More...
Repair
fホール
fホール

今回はfホールについてです。 主に「フルアコースティックギター/セミアコースティックギター/テレキャスターシンライン」などに見られます。最初にfホールが採用されたギターは1922年に発売された「Gibson L-5」と言 […]

Read More...
Repair
イントネーションサドル作成 牛骨材
イントネーションサドル作成 牛骨材

イントネーションサドル作成通常のスティールギターのサドルは、楽器を正面から見ると1弦から6弦に向かって徐々に位置が遠くなるように斜めに取り付けてあります。これはオクターブ位置の補正の為にわざと斜めに取り付けられており、こ […]

Read More...

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ

ACCESS

WSR(ダブリュ・エス・アール)
WSR(ダブリュ・エス・アール)

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-7-4 スクエアB 3F
TEL.03-6433-7957
E-Mail wsr@ikebe.co.jp