ただいま、都合によりメールによるお見積り・お問い合わせを停止しております。
お客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

穴埋め

こちらのギターはブリッジ交換で木で穴埋めた直後になります。

元の埋まってるアンカーが弦の張力に耐えきれずネック方向に傾いてしまい浮き上がってしまうという症状でした。
バダス系のブリッジから同じくバダス系に載せ替えるのですが、メーカーが違えばアンカーのサイズが合わないので埋めて開け直しが必要になります。

WSRで使用している埋木は「ラミン」です。
木材の中ではやや硬い方に入ると思うのですが、加工は容易にできます。
ピックガードビスやストラップピンビスの開け直しによく使います。

この後、埋木がボディトップから少し飛び出ているので削った後に穴を開け直してアンカーを埋めこめばセットアップで作業完了です。

山岡


WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
Web : https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/wsr/index.html

関連記事

Repair
フレット溝
フレット溝

リフレットをする時、フレット溝の深さや幅がどうなっているのかは実際にフレットを抜いてみないとわかりません。セルバインディングが付いているモデルであれば、なおさらです・・・。その溝の状態によってその後の作業工程や進行のスピ […]

Read More...
Repair
貼りメイプル
貼りメイプル

68年製Fender TLのリフレットです。この年代は貼りメイプル指板ですよね~。 一般的に70年代付近のメイプル指板の場合、指板がカラカラに乾いているものが多くて、フレットを抜く際に、若干チップしてしまう事があるのです […]

Read More...
Repair
70’sナットの交換
70’sナットの交換

こちらはFenderの70’sモデルのジャズベースですが、ナットの1・2・3弦の溝の底面にヒビが入るように割れてしまったため交換しました。 ナットが入る溝の底面に指板と同じRが付いているのですが、ナットの底面とRを合わせ […]

Read More...
Repair
今週のリフレット
今週のリフレット

’68 Telecaster Pink Paisleyのリフレットです。 WSR前の通路で写真を撮ると、なかなかゴージャスな雰囲気ですね~。 一般的にペイズリーの紙が剥離してしまっている物が多いのですが、こちらはエルボー […]

Read More...
気ままな日記
先週の答え
先週の答え

先週の「Q:何の治具でしょう?」を読まれていない方はまずは読んでいただければと思います! ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ […]

Read More...
Repair
フロイドローズタイプ ブリッジアンカー部のボディー割れ
フロイドローズタイプ ブリッジアンカー部のボディー割れ

ボディー割れの修理です。ピックアップがブリッジに近くアンカーとキャビティーまでの距離が短くなってしまうため、力に耐えられず写真の様に割れてしまっている楽器をしばしば見かけます。こうなってしまうと割れてしまった部分の修正は […]

Read More...
Accessory
[WSRオススメ商品]
[WSRオススメ商品]

以前ご紹介したスプレータイプ【ELECTROHARMONIX / METAL CONTACT】と共に使用している接点復活剤が今回ご紹介する【SANHAYATO / ガリ取りくん】です。前回のスプレータイプは収縮チューブを […]

Read More...
気ままな日記
休載します・・・。
休載します・・・。

9月にもご案内差し上げましたが、まだまだ皆様からお預かりする楽器が大変多くて、現在は月間200本を超えるご依頼を頂いております。日々、頑張って作業を進行しているのですが、なかなか追いつきません・・・。 「平日の毎日更新」 […]

Read More...

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ

ACCESS

WSR(ダブリュ・エス・アール)
WSR(ダブリュ・エス・アール)

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-7-4 スクエアB 3F
TEL.03-6433-7957
E-Mail wsr@ikebe.co.jp