ただいま、都合によりメールによるお見積り・お問い合わせを停止しております。
お客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

コーティング弦

エレキギターの弦は素材や加工法・太さに分かれてたくさんのバリエーションがあります。
以前は「弦のゲージ」について書きましたが、今回は加工法の一つであるコーティング弦についてです。

コーティング弦とは…
ポリマー素材などの極めて薄い膜を、弦に被せたり巻き付ける加工をして「コーティング」した弦です。
空気中の水分や皮脂や汚れなどから弦の錆びや劣化するのを防ぐことを意図されており、より弦の寿命を長くします。
(画像上からElixir PolyWeb / Elixir NANOWeb / ErnieBall ワウンド弦)

やはりコーティング弦でシェアを広げた代表的なメーカーでは「Elixir」でしょうか?
つるつるとしたコーティング弦ならではの手触りも良くコーティングの厚さも3段階あります。
スライドやグリッサンドなどの奏法をした時に普通のワウンド弦と比べると摩擦が少なく楽に弾けると思います。

しかし、コーティングであるがために弦アースが取れないという難点もあり、
金属である弦をポリマー素材でコーティングしてしまっています。
そうなると指で触れてもギター・ベースのアースと人体は通電せずノイズが発生してしまいます。
ギター弦では1.2.3弦はプレーン弦である為コーティングされておらず、
触れていれば問題ありませんがベース弦は全て巻き弦ですのでコーティングされています。
ベーシストの方のノイズの原因がコーティング弦である場合もあります。

意外とベーシストのこの悩みを抱えている方はいらっしゃると思います。
コーティングではない弦を使うのも手段の一つですが、ノイズレス加工などの手段もありますのでご相談ください。

山岡


WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
Web : https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/wsr/index.html

関連記事

Accessory
懐かしい!
懐かしい!

90年代のJames Tyler Classicについていたペグとスペーサーです。 ペグは通常のSD-91ですが、写真のような斜めにカットしたアルミ製のプレートを使うことによって、段差ペグとしていたんですよね・・・。 久 […]

Read More...
Accessory
トランストレムの分解
トランストレムの分解

先月に引き続き、別の個体のTranstremを分解。どうも動きが固くて、チューニングが戻って来ないという事なので、調べてみると・・・。ベアリングは正常に動いているのですが、ベースプレートとユニットの可動部がこすれちゃって […]

Read More...
Repair
ピックガード作成 ミントアイボリー3PLY
ピックガード作成 ミントアイボリー3PLY

真鍮製のピックガードかと思われますが、重量感が凄く、持った瞬間にズシッときます。厚みは1.5mm、重さは約470gです。いくつか工房内にある、フロイドローズタイプのブリッジを測ってみると、多少ばらつきはありますが約420 […]

Read More...
For Beginner
コイルタップ
コイルタップ

今回はサウンドバリエーションが増える「コイルタップ」機能をご紹介します! コイルタップとは、、「ハムバッキングピックアップの片方のピックアップだけを鳴らしてシングルコイルとして機能させる」ことです。 ハムバッキングピック […]

Read More...
気ままな日記
リッチライト色々
リッチライト色々

楽器製造に必要ないろいろな素材を供給している大和マークさんのホームページを久しぶりにのぞいてみると・・・。興味深いものがたくさんありますね~。今回、拝見させていただいて面白いなあ~と思ったのは「リッチライト」各色でしょう […]

Read More...
Repair
Buzz Feiten Tuning System バズフェイトンチューニングシステム
Buzz Feiten Tuning System バズフェイトンチューニングシステム

ギターなどフレッテッド楽器は構造上どうしてもチューニングが合わず、その点でまだまだギターは不完全な楽器と言えるかもしれません。バズフェイトンシステムとは簡単に説明すると、独自の公式でナット位置とブリッジ位置を割り出し、よ […]

Read More...
Tools
ERNIE BALL PEGWINDER PLUS
ERNIE BALL PEGWINDER PLUS

新年、明けましておめでとうございます!今年もWSRを宜しくお願い致します! 新年を迎えた最初の作業で長年使ってきたストリングワインダーがついに壊れてしまいました。2021年のラストスパートを終える頃には怪しいなとは思って […]

Read More...
For Beginner
カッタウェイ
カッタウェイ

代表的なギターやベースのボディの形状は発売当時からほぼ形を変える事なく現在に至るまで使われてきています。カッタウェイはハイポジションを弾く時の演奏性を上げるためにカットされており、出っ張った部分を「ホーン・角」と言われる […]

Read More...

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ

ACCESS

WSR(ダブリュ・エス・アール)
WSR(ダブリュ・エス・アール)

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-7-4 スクエアB 3F
TEL.03-6433-7957
E-Mail wsr@ikebe.co.jp