ただいま、都合によりメールによるお見積り・お問い合わせを停止しております。
お客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

ボディ弦高

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、弦からボディトップまでの間の数値を指します。

基本的に弦高を決める際には弦とフレットの間の数値を見て基準値に合わせています。
ボディ弦高は、楽器自体の設計やピックガードの有無で各モデルによって違いますので、弦高を決めるための基準値としては、あまりあてにはなりません。

しかし、ベースではスラップでプルをする際に、このボディ弦高が「広すぎる・狭すぎる」と「指が入りすぎてしまう・入らない」などの弾きづらさが生じてしまいます。
弦とボディが広すぎて指が入りすぎてしまう場合には、ピックガードの上にさらにもう一枚ピックガードを乗せたり、同型のピックガードをピックガードの下に入れてかさ上げをして、弦とボディの間を狭めます。

こちらは、ピックガード上にオリジナルの形で両面テープにて固定しています。
指板からフロントピックアップまでの広い範囲を埋めるようにオリジナルの形を作ったのですが、スラップ時にプルをする時だけ気になるという方には、こちらの便利な商品もお勧めです。

https://www.ikebe-gakki.com/c/c-/pa/pa10/pa100220/402349

Sago Finger Step [フィンガーステップ] (ブラック/Lサイズ)
イケベ特価 ¥ 1,210

山岡


WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
Web : https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/wsr/index.html

関連記事

Repair
ピックガード作成 アクリル素材
ピックガード作成 アクリル素材

以前ブログでご紹介した「Tokyo Acryl」さんの素材を使用して、ピックガードを作成致しました。今回の素材は、キラキラと角度によって光が乱反射し色も変わるゴージャスなピックガードになりました。今回は素材となる板材と元 […]

Read More...
Archive
ベースのモディファイ
ベースのモディファイ

WSRでは今までに修理と平行して、池部楽器の店頭において既存の楽器を改造し、様々な可能性を提示した商品を販売してきました。 写真は2004年当時の雑誌の切り抜きという形なので不鮮明ですし、価格も当時の販売価格になりますの […]

Read More...
Repair
ナット交換/BLACK TUSQ
ナット交換/BLACK TUSQ

ナット交換,今回はBLACK TUSQです。 写真は溝切手前まで来たところです。こちらのナットは、ベルトサンダーなどで加工すると、熱で曲がってしまい一度平面を出したところが反ってしまい、やり直しになることもあるので、ほと […]

Read More...
For Beginner
弦のゲージ
弦のゲージ

弦にも素材や加工方法などに種類がありますが、ゲージ(太さ)の組み合わせがたくさんあります。今回は弦のゲージについてです! このエリクサーの弦のパッケージでは「10」と「46」という数字が大きく書かれています。「1弦が0. […]

Read More...
Repair
ワッシャーのもぐり
ワッシャーのもぐり

Gibson LPのトラスロッドです。 今までに何回かご紹介してますが、トラスロッドのナットを締め込んでいくと、ワッシャーがどんどん木部に潜っていってしまうことがあるんですよね・・・。 写真の物だと、5mmくらい木部に食 […]

Read More...
Repair
スラブボードとラウンドボード
スラブボードとラウンドボード

Fenderでは発売当初からはほとんどがメイプルの1ピースネックでしたが、1958年のジャズマスターの発売でローズ指板が採用されました。 当初の指板材には「ブラジリアンローズウッド(別名:ハカランダ)」が使われており、現 […]

Read More...
Repair
電池 液漏れ
電池 液漏れ

ここ最近、液だれしているバッテリーをよく見かけます。何か気温や湿度と関係があるのでしょうか。電池を放置すると、バッテリースナップをはじめ、周辺機器にダメージを与えることにもなりかねません。しばらく使用しない機器からは、危 […]

Read More...
リペアマンのブログ
ピックガード作成
ピックガード作成

ピックガード作成をご紹介します。 今回は黒色1plyテーパー付きを作成します。元の白いピックガードを型にして、まずはブランクのガード材に線を引きます。黒色系統のガード材は、こちらの「ダーマトグラフ(白)」を使用します。( […]

Read More...

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ

ACCESS

WSR(ダブリュ・エス・アール)
WSR(ダブリュ・エス・アール)

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-7-4 スクエアB 3F
TEL.03-6433-7957
E-Mail wsr@ikebe.co.jp