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NEO Solderless

今回は、ギターをアンプで音を出したりエフェクターを連結させるには
絶対に必要なシールドですが、普通のシールドとは一味違う「NEO Solderless Series」をご紹介します!

「ソルダーレス」とは・・・「はんだ付けをしない」という意味です。

シールドが断線してしまった際には自分ではんだ付けをして修理をする方も少なくないはずです。

一見は普通のシールドプラグですが
ソルダーレスケーブルはケーブルを任意の長さに切り、
プラグに差し込んでカバーを締め込むだけで配線が完了してしまいます。

プラグ側を確認してみるとケーブルの差込口の奥に「本体中心ピン」があり、ケーブルのホット線に導通できるようになっています。
アース線はというと、プラグの差込口に2つの爪があります。

この爪を「Dual Clawed Locking System」と言うそうで
カバーを締め込むとケーブルの被膜に爪が喰いこみ、アース線と導通しつつ
プラグとケーブルを固定するという役割を果たしています。
さらにしっかり締め込むことでフランジ部の内側のネジ切でケーブルをしっかりとホールドしてくれるので
ソルダーレスケーブルの「プラグからケーブルが抜けてしまう」というトラブルに対しても強そうな印象です。

注意点としては…
ソルダーレスキットの中にはプラグのカバーをしっかりと締め込むためのスパナがあるので必ず上記写真のように使ってください。
L字型ではプラグ本体をもってカバーを回してしまうと、プラグ本体とフランジ部が外れてしまい元に戻せなくなるそうです。

ソルダーレスケーブルのメリットは、「配線が容易でスピーディー」「任意の長さに決めやすい」
「トラブルが起きても少ない工具で急速に対応できる」というところが挙げられます。
デメリットとしては「耐久性に欠ける」「固定が甘くケーブルがプラグから抜けてしまう」というところなのですが
NEOのソルダーレスケーブルではプラグとケーブルを固定することに特化していると言えるのではないでしょうか?

山岡


WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
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