スケール
ギター・ベースには各モデル事にスケールの長さが決まっています。
長さは、ナットからブリッジまでの距離で、12フレットがちょうど半分の位置に打たれています。
ギターを製作や改造をする時なども「12フレットから〇〇mm」というような、パーツの位置を決めるのにも
重要になる楽器の基準にもなっています。
Fenderのストラトキャスターやテレキャスターなどは「ロングスケールの約648mm 25 1/2インチ」
GibsonのレスポールやSGは「ミディアムスケールの約624mm 24 3/4インチ」
Fenderのムスタングやジャガーは「ショートスケールの約610mm 24インチ」
ベースでは、「ロングスケールで約864mm 34インチ」や「エキストラロングで約889mm 35インチ」
モデルによって長さが変わってきますが、この長さの違いが演奏のしやすさはもちろん出る音のニュアンスなども変わってきます。
スケールが長くなるにつれて弦にかかるテンションが強くなっていきます。
例えば、大幅なダウンチューニングで演奏したい時に短いスケールのギターで演奏をしようとすると、
テンションが足りずに弦がピンと張らず弾けません。
手のや体に合う大きさでスケールを選ぶのも重要ですが、
ダウンチューニング用のギターとして使い分ける時などには購入前に考えておくといいかもしれないですね。
山岡