ただいま、都合によりメールによるお見積り・お問い合わせを停止しております。
お客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

試奏機のフレットの作業後

先週、アンプステーションの試奏機のフレットが削れすぎているのをご紹介いたしました。
フレットのすり合わせによって果たして蘇ったのかでしょうか…?

傷は残す事無くしっかりとすり合わせできました!
あんなに凹凸がハッキリと出ていたローフレット付近ですが、凹凸を思わせないほどに綺麗に光っていると思います。

すり合わせをする時にはローフレットはあまり削れないのですが、今回のネックの状態はとても良くほぼストレートでした。
ねじれなどの考慮するまでもなく傷が消えるまで全体的に均等にフレットを削り落としました。

しかし、ローフレットの傷は深く、かなりの量フレットを削ったのですりきった後のフレットの頂点は平らになってしまっています。
フレットの頂点を削ったことによって出てしまった角を丸めてクラウンを作り、サンドペーパーで番手を上げながら磨いて
最後に仕上げとしてバフで更に磨きをかければつるんとした光沢が出てきます。

このギターのネックの製造年を確認すると「2005年の12月8日」と表記されていました。
アンプステーションが2006年7月の開店から存在している試奏機らしく、約15年ほど経った今でも試奏機として現役です。
フレットだけでなくボディにも相当の年季が入っていますね(笑)
アンプステーションの歴史を感じる一本のギターでした。

山岡


WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
Web : https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/wsr/index.html

関連記事

Archive
ポットの抵抗値の誤差
ポットの抵抗値の誤差

古いコラムを見直していたら、面白い実験をしていたので、再度アップしますね。 ポットを交換すると、「音が変わった」という話を耳にします。何故でしょう・・・? 抵抗体や端子の素材や質量等は考えられる要因の一つですが、その抵抗 […]

Read More...
For Beginner
エレキギター・ベースの弦高調整
エレキギター・ベースの弦高調整

先週の火曜日のネック調整に続きまして今回は弦高調整です。 エレキギターやベースには様々な種類のブリッジが採用されているため各種の構造については後日に紹介したいと思います! 今回はどのエレキギターやベースに当てはまる基本的 […]

Read More...
Repair
イントネーションサドル作成 牛骨材
イントネーションサドル作成 牛骨材

イントネーションサドル作成通常のスティールギターのサドルは、楽器を正面から見ると1弦から6弦に向かって徐々に位置が遠くなるように斜めに取り付けてあります。これはオクターブ位置の補正の為にわざと斜めに取り付けられており、こ […]

Read More...
Tools
ノミ
ノミ

こちらは普段私が使い分けている「鑿(ノミ)」になります。大工道具の1つとして使われているノミは、大工さんが金槌などでトントンと叩いて木を削っているイメージが強いかと思いますが、ギターの制作やリペアなどでも重宝される道具で […]

Read More...
Repair
ピックガード作成 TALBO 白1Ply
ピックガード作成 TALBO 白1Ply

白1Ply(2mm)でピックガードを作成します。ほぼ円形状なので一見すると簡単そうですが、白の1Plyは柔らかく粘りがあり、一定の速度でトリマーの刃を当てていかないと、切り口がでこぼこした感じになりやすいんですよね。多く […]

Read More...
Repair
【ナット作成】Micarta (ミカルタ ミカータ)
【ナット作成】Micarta (ミカルタ ミカータ)

Micarta(ミカルタ、ミカータ)材 ナットは様々な素材で作られており種類はかなり多くあります。牛骨や象牙、水牛の角、木材で作ることもあります。その他プラスチック系の素材など数え上げたらきりがありません。今回はその中で […]

Read More...
Repair
今週のリフレット
今週のリフレット

2000年製のFender STです。ナットを取り外してみると、接着してありました?というくらいに溝が綺麗ですね~。そして、フレットを抜いてみると、これまた塗装や指板材がチップすることもなく、綺麗ですね~。メイプル指板の […]

Read More...
気ままな日記
サンプルPG
サンプルPG

こちらはお客様がご来店いただいた時にお見せするピックガードサンプルなのです。長年の使用により、随分と傷んでしまったのと、特にべっ甲系の物はサプライヤーが変わって色が変わったり、無くなってしまったものがあったりして、そろそ […]

Read More...

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ

ACCESS

WSR(ダブリュ・エス・アール)
WSR(ダブリュ・エス・アール)

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-7-4 スクエアB 3F
TEL.03-6433-7957
E-Mail wsr@ikebe.co.jp