生地着色
「生地着色・木地着色」と聞いて思い浮かぶ代表的なメーカーはPRSでしょうか??

キルテッドメイプルやカーリーメイプルやフレイムメイプルなどの「杢(もく)・杢目(もくめ)」と言われる模様や木目をより際立たせる特殊な着色方法です。
杢が出ている木材は派手な見た目とキラキラ輝く高級感が美しく希少価値も高いため魅了される方も多いと思います。
本来の塗装では木部の上に「ヤニ止め・サンディング・着色・トップコート」にと分れて塗料の層を作るのですが
見た目では木の模様の色合いがハッキリとは出ないため、杢には生地着色を用いられる場合があります。

生地着色の作業工程は、木部の研磨後にステインなどの着色剤を布などで塗り込みます。
杢の模様で着色剤の吸い込む量が違い、色合いの差が出るのですが、場合によっては研磨をして色が濃くなる部分と薄くなる部分を強調させることで、より色の差が出て立体感が出てきて美しく仕上がります。
山岡

WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
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