ただいま、都合によりメールによるお見積り・お問い合わせを停止しております。
お客さまにはご不便をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

トラスロッド調整

昨日に続きまして、WSR山岡です。

これから毎週火曜日は楽器を始めたみなさんにぜひ覚えていただきたい
楽器の構造について解説していきたいと思います。

今回は楽器をやり始めて一番最初に困るネックの調整
・・・トラスロッド調整についてです。
初めて回す時はドキドキしてしまいますが基本的な知識をつけていただければ、
全く怖くありません。ぜひトライしてみましょう!

「トラスロッド」とはネックの中に仕込まれているネックの反りを調整する鉄の棒です。
先端にはネジ切り加工されていてロッドナットがついております。
反対側のエンド側にはT字に加工されていてストッパーの役割をしており
ネック内部でトラスロッド本体が抜けないように引っかかってくれています。

ロッドナットを締め付けたり緩めたりすることによって鉄の棒が引っ張らて
ネックの反りを調整できるんですね。

トラスロッドの調整方法です。

1.チューニング後のネックの状態を確認します。

2.弦やネックを外さないと調整できない場合は外します。

3.ネックが順反りしていた場合→逆反り方向にロッドナットを回す。
ネックが逆反りしていた場合→順反り方向にロッドナットを回す。

4.チューニング後にネックの状態を確認します。
フレット上でストレートであれば完了です。

ネックの状態はプレイアビリティや音にも影響してしてきます。
ロッドナットで調整をしてもネックがストレートなのに
ビビりやバズといった症状が残ってしまうという場合もあります。
その場合はネック上で別の原因が考えられますので、ぜひWSRに楽器をお持ちください。

山岡


WSR(リペア&カスタム工房)
熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。
Web : https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/wsr/index.html

関連記事

Repair
今週のリフレット
今週のリフレット

セルバインディング付きのネックですが、タングを切らずに打つというZemaitisのリフレットです。 今回も最大に拡大して撮っています。肉眼ではほぼ見えないのですが、ホコリとかセルについている細かい傷やバフのワックスが微妙 […]

Read More...
Repair
GR4
GR4

10数年ぶりにSteinberger GR4のリフレットです。 フレットを抜いてみると、近年のSynapseシリーズと違って、スタッドによる指板の欠けが全く起こりません。リッチライトでも同様な感じがありました。 指板をす […]

Read More...
For Beginner
カッタウェイ
カッタウェイ

代表的なギターやベースのボディの形状は発売当時からほぼ形を変える事なく現在に至るまで使われてきています。カッタウェイはハイポジションを弾く時の演奏性を上げるためにカットされており、出っ張った部分を「ホーン・角」と言われる […]

Read More...
For Beginner
コーティング弦
コーティング弦

エレキギターの弦は素材や加工法・太さに分かれてたくさんのバリエーションがあります。以前は「弦のゲージ」について書きましたが、今回は加工法の一つであるコーティング弦についてです。 コーティング弦とは…ポリマー素材などの極め […]

Read More...
For Beginner
導電塗料
導電塗料

以前、ギター・ベースをアンプに繋げた時に発生してしまうノイズを弦に触れる事によって軽減していれば弦アースが取れているという記事を掲載しました。今回はそのノイズを弦に触れ無くても発生しなくなる「ノイズレス加工」の方法をご紹 […]

Read More...
Repair
今週のリフレットの途中
今週のリフレットの途中

ここ10年位、ニッケルでのリフレットは90%以上がロールのフレットを使用しています。カットフレットと比べると、フレットにアールが付けやすく、扱いやすく、指板の幅を選ばないというのが理由です。また、随分と昔には1本とか2本 […]

Read More...
Repair
今週のリフレット
今週のリフレット

’68 Telecaster Pink Paisleyのリフレットです。 WSR前の通路で写真を撮ると、なかなかゴージャスな雰囲気ですね~。 一般的にペイズリーの紙が剥離してしまっている物が多いのですが、こちらはエルボー […]

Read More...
Repair
P-90 HUM改造
P-90 HUM改造

ブリッジPUをハムバッカ―へ改造です。エスカッションマウントにすることで、写真の様に元のP90のザグリは隠れて気にならなくなり、P-90より若干だけエスカッションが大きいので、違和感なく載せ替えることが可能です。 西山

Read More...

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ

ACCESS

WSR(ダブリュ・エス・アール)
WSR(ダブリュ・エス・アール)

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-7-4 スクエアB 3F
TEL.03-6433-7957
E-Mail wsr@ikebe.co.jp